ご挨拶
ホームページをご覧いただきありがとうございます 昨今 世間と寺院の関係性が希薄になる時代の傾向にあります
仏教界の取り組む姿勢に問題があるように思えます 檀家制度という特別な枠組みを活動の中心として 世間との関係を閉鎖するような方向で寺院活動を行っていること 法事・葬儀などの法務を行うことを軸に置き 供養をするためだけの寺院の僧侶になってしまったことも大きな原因の一つと考えられます また 困っている人に手を差し伸べて お役に立つような知恵をご提案するという姿勢を忘れてしまっていることも 寺院から多くの人が離れてしまう原因になっております
知恵をご提供することはなかなか難しいと思いますが 寺院の有している環境を 可能な範囲でご利用して頂くことはできると思います 一人でも多くの方にご利用して頂ける快適性重視の寺院を目指しております
住 職
慣れ親しんで頂く本堂 ・観音堂
写真 本堂内陣
多くの寺院では 土日の昼間以外は殆ど使用されていないというのが現状です 空いている時間を檀信徒以外の皆様にも開放することによって いろいろお役に立てることもあると思います 私達の人生において 心の問題は永久的に悩まします
それを解消することは至難のことです 心の問題の蓄積により日々の暮らしが辛くなることもあると思います
しかしながら 私達は日々の生活で積もる心の疲弊はなかなか解消できにくいものです 普段の生活で疲れ 傷ついた心を癒し 英気を取り戻すことが大切になります 本堂の活用方法として その静寂な空間を利用して 心を静める心やすらぐひと時を過ごして頂くことで皆様の助になると思います
一方 日々の自己反省をする場所として 明日への新たな一歩を踏み出す良い機会にもなると思います
普段から自身の心の問題を見つめ 自らを癒すために本堂へお越しください
当寺院では 静寂な空間である本堂・観音堂を皆様の日常にお役立てて頂くことを大切にしております
【本 堂】
・朝勤行会 毎月 第3日曜日 午前7時より「無料」
朝の静寂なひと時 ご本尊さまを前に 自分自身の行いを省みて ご自身の人間性・人徳が増す様
心・技・体を高めてください 安堵と安定した日々が過ごせます
その他の日時で行いたい方はお気軽にお問い合わせください
参加費無料 (法務の都合により日程を変更する場合もございます ご確認ください)
【観音堂】心の休息所 午前8時~午後6時まで 一般解放しております お気軽にご利用ください
・読経会「縁日護摩祈祷」 毎月18日 午前11時より「無料」
読経を行うことで心の活力を養い 日常から一歩離れ 心が安まるひと時を体験して
頂ければと存じます 初めての方でも優しい経本をご用意しておりますので安心してご参加ください
参加費無料(法務の都合により日程を変更する場合もござ い ます ご確認ください)
御本尊 十一面観音菩薩
【観音堂】御本尊 十一面観世音菩薩(江戸時代中期 通称・希望観音)
《お祈り・加持祈祷》どなたでも「無料」でご参加できます
毎週土日・祭日 午後12時半
※法務の都合により 日時を変更する場合がございます 事前にご確認ください
《十一面観音菩薩》
・十一面 八方(東・西・南・北・北東・南東・北西・南西)天地を常に見守り 人々を救いになります
・菩薩面(ぼさつめん) 正面の三面 優しい顔 人々を救おうとしている菩薩の顔
・瞋怒面(しんぬめん) 向って右の三面 怒った顔 人々を叱っている顔
・狗牙上出面(くげじょうしゅつめん) 向って左の三面 牙を出した顔 人々を励ましている顔
・暴悪大笑面(ぼうあくだいしょうめん) 後ろ一面 大笑いしている顔 人々の心を改めさせようとしている顔
・仏面(ぶつめん) 頂上 悟りを開いた如来の顔
・右手 施無畏印(せむいいん) 人々を安心させる意味が込められています
・左手 水瓶(すいびょう) 人々の願いをかなえる「聖なる水」
《四種の功徳・十一面観音菩薩》
一、臨終の際に如来とまみえる
二、地獄・餓鬼・畜生に生まれかわらない
三、早死にしない
四、今生のあと極楽浄土に生まれ変わる
《十種の勝利・十一面観音菩薩》
一、病気せず
二、つねに 諸仏に信念され
三、財物衣服飲食に欠乏せず
四、すべての怨敵を破り
五、衆生の慈悲心を起こし
六、害虫の毒にあたらず 熱病にならず
七、一切の凶器によって害を受けない
八、溺死しない
九、焼死しない
十、不慮の事故で死なない
《十一面観音菩薩・ご真言》
おん まかきゃろにか そわか
合掌(両手の掌を合せ)して 心静かにご真言を唱え
心を落ち着かせ 安寧な日々を過ごしましょう
《ご利益》
希望成就・開運満足・運気上昇・健康成就・災難消除・現世安穏など